Permanent
Make Up

アートメイクとは
アートメイクは、皮膚の浅い部分(皮下0.02〜0.2mm前後)に専用の針で色素を注入し、肌に着色する特殊化粧法です。眉、アイライン、唇などを描き、素顔のままでもメイクをしているように見せる美顔術として考案されました。
なお「アートメイク」は和製英であり、海外ではPMU(Permanent Make Up)等と呼ばれています。
アートメイクの歴史と現状 Art make
日本においてアートメイクが本格的に知られるようになったのは、1990年代頃からです。
台湾や韓国からアートメイクの技術が伝わり、日本のエステサロンや専門店等で女性を中心に人気となりました。
アートメイク人気が高まる中、2000 年代になると技術不足や不衛生な環境などに起因する
消費者トラブルが問題視されることとなりました。がん患者の方への施術や傷跡のタッチなど、
無資格技術者による独自の施術が横行していたのです。
こうした問題を受け、厚生労働省は、アートメイクは医療行為に当たるという見解を示しました(2001年)。
現在、医業認定を受けたアートメイクは、医療業界にも広がりを見せています。
医師、または医師の管理下で専門知識や技術を有する看護師が施術を行うことが定められています。
専門スタッフによる「医療アートメイク」は、再建治療の分野においてもニーズが高まり、
患者の方々の生活の質(QOL)の向上にも貢献しています。
アートメイクのメリット
- メイクの手間や時間を削減
- 安定したデザインをキープ
- メイク崩れや直しが不要
- 気持ちに余裕ができる
- 汗で落ちる心配がない
タトゥー(刺青)との違い
比較 | タトゥー(刺青) | アートメイク |
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着色方法 | 真皮層に着色 | 皮下 0.02~0.2mm 前後の層に着色 |
持続期間 | 半永久的 | 一定期間 (約1~2年) |
詳細 | 色やデザインを変更できない | 代謝や肌のターンオーバーの繰り返しで、だんだん薄くなる |
注意するポイント | 簡単には消せない ・ターンオーバーで薄くなる ・長く維持するにはリタッチが必要 |
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アートメイクに影響を 及ぼすもの |
ライフスタイル・化粧品・食品・体質・肌質・美顔器やスチーム・ピーリング等 |
対応箇所
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眉
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アイライン
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リップライン
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ほくろ
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生え際